Adobe XDの無料版と有料版の違いとは

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この記事は、Adobe XDの無料版と有料版の違いについて書いています。

Adobe XDは、WEBサイトや、モバイルアプリなどのデザインを作成するツールで、無料で使用することができます。

ただし、無料版では一部機能が制限されてしまうので、有料プランの導入を考えているのであれば、事前にプランと無料版との違いを確認しておいた方がよいでしょう。

Adobe XDの無料版と有料版の違いとは

Adobe XDの無料版と有料版の違いは上図の通りです。

プランは以下の3で、それぞれの違いを見ていきましょう。

  • XDスタータープラン
  • XD単体プラン
  • コンプリートプラン

XDスタータープラン

XDスタータープランがAdobe XDの無料版になります。

他2つのプランと比較すると、チェックマークの箇所(レイアウトとデザインの機能など)は、スタータープランも他の2つの有料プランも同じようにチェックがついています。

つまり、Adobe XDの基本的な機能は無料プランでもすべて使えるということです。

唯一、デザイン面で劣る部分としては、「Adobe Fontsの利用」です。

有料プランでは「Portfolioプラン」と書かれていて、全フォントライブラリが使用できますが、無料プランは一部のフォントセットしか使うことができません。

この時点では、Adobe Fontsを多用する場合は有料プランがよいという感じです。

XD単体プラン

XD単体プランは、Adobeの各サービスの中から、Adobe XDのみを有料で利用するプランです。

最後のプラン「コンプリートプラン」は20個以上のAdobe Creative Cloudアプリを利用できるのに対し、この単体プランはXDのみです。

それ以外は「ドキュメント履歴」が30日違うだけなので、Adobe XDのみ使えればよいという人は、XDスタータープランかXD単体プランでよいでしょう。

さて、無料プランとの大きな違いは以下の点です。

  • 共有ドキュメントと編集者の数
  • 共有リンクの数
  • クラウドストレージ
  • Adobe Fontsの利用

無料プランは「共有ドキュメントと編集者の数」が1人に対し、XD単体プランは無制限。

同じく、「共有リンクの数」が無料プランは1つに対し、有料プランは無制限です。

Adobe Fontsについては先ほど触れた通りで、ストレージの数もだいぶ違いますね。

上記より、Adobe XDで並行してWEBサイトの作成を行ったり、企業で利用する場合には有料プランにしなければならないでしょう。

コンプリートプラン

コンプリートプランは、Adobe XDを含むAdobe Creative Cloudの20個以上アプリを利用できるプランです。

例えば、PhotoshopやIllustratorのほか、動画編集ソフトのPremiere Proなども使えるようになります。

Adobe XD以外のソフトも使う予定があれば、Adebe CCのコンプリートプランの方がお得だったりします。

公式サイトを見ると、現時点ではXD単体プランが1,180円/月で、PhotoshopやIllustratorはそれぞれ2,480円/月なので、この3つを単体で購入するのであればコンプリートプランの方が安くなりますね。

ちなみに、公式よりも安く購入する方法もあるので、Adobe Creative Cloudの購入を検討している方は参考にしてみてください。

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以上、Adobe XDの無料版と有料版の違いでした。