フリーランスの案件獲得のコツと契約時の注意点

雑記

この記事は「フリーランス始めました!」という人向けに、案件を獲得するコツと、契約する時に注意する点について書いてます。

  • 1.案件を獲得するコツ
  • 2.契約時の注意点
  • 3.仕事をする上での注意点

上記の3点について一つずつ見ていきます。




案件を獲得するコツ

ここでは案件を獲得するコツについてポイントを3つ紹介します。

①勉強会やSNSでつながりを作る

様々な人とつながりをもっておくと、ふと相談を受けたタイミングで依頼までつながる場合があります。

自分が依頼する立場だとして、依頼したい案件について知識がなければ、知り合いに相談したくなりますよね。

特に決裁権者などであれば、相談からそのまま依頼につながりやすいです。

気軽に相談してもらえる関係性を築いていきましょう。

ビジネス系のマッチングアプリとか使うのもよいです。

たとえばyentaはビジネスマッチングアプリの中でも人気が高く、完全審査制なので安心して利用できます。

またエンジニア向けのセミナーに参加できるconnpassもおすすめです。

②スーパーコネクターとつながる

スーパーコネクターとは、ざっくり言うといろんな人とつながりを持っている人をいいます。

たとえば、企業向けの営業などをやっている人とかは色んなつながりを持っている人が多いと思います。

スーパーコネクターに、自分が何の能力があるかを知っておいてもらえれば、自分を紹介してもらえることがあります。

ただし、大事なのはクレクレ君にならず、まずは自分がその人の役に立つことです。

③利益ベースで考えられるようになる

経営視点を持ち、利益につながる根拠を示せるようになることが大切です。

例えば「製作費は50万円だけど、毎月10万円の経費削減になるから、6か月目から儲けがでますよ」みたない。

数字で具体的に示ことができないと、本当にそれ必要かな?と思われたり、他との差別化が難しくなります。

特に決裁権者は利益ベースでみると思うので、数字で示すことができるようになりましょう。

契約時の注意点

ここでは契約時に注意する事について書いています。

①発注書を”必ず”もらう

これは、あまり無いとは思いますが、納品後に色々と言い訳を付けられて支払われなかったり、値下げされることを防ぐことができます。

メールの履歴などでも証拠にはなりますが、発注書の作成を面倒がるようなクライアントは気を付けた方がよいと思います。

依頼を受けて内容が固まったら作業に入る前に必ず発注書をもらうようにしましょう。

②支払い方法・途中キャンセル時の支払い額を決める

支払い方法といっても”口座振り込み”とかではなく、以下のような点についての取り決めをしておくことが大切です。

  • 受託物の完成度合いに応じた支払い額
  • 納期

これは受託物の制作期間や規模にもよりますが、たとえば、前金で30%、中途金(ここまで完了したらとか)で30%、納品後に40%みたいに分けておくとよいと思います。

また制作途中にキャンセルされた時に一切報酬が入らないというようなことがないように、キャンセルの場合のルールも決めておいたほうがよいでしょう。

たとえば、キャンセルしたら制作料の50%とか事前に決めておくことが大切です。

③契約内容は必ず全文に目を通す

こちらにあからさまに不利な契約内容がないかをしっかりと確認し、不要な損失を防ぐためです。

また、こちらからも要望があればそれを組み込んでもらえるように相談しなければなりません。

例えば「瑕疵があれば損害賠償請求をする」という文があったら「”重大な”瑕疵があれば…」に変えてもらうなど。

契約書は見慣れていないと、内容が分かりにくい部分などあるかもしれません。

”慣れる”という意味で、たとえば賃貸借契約書を見返してみたり、SNSなど利用しているサービスの利用規約を見てみるとよいかもしれません。

あとは、弁護士に添削してもらうのもよいです。

1~2万位でやってくれるところもありますので、万が一を考えれば安いものです。契約書の内容でわからないところも教えてもらえるので、契約の勉強にもなります。

気軽に利用できるサービスとしてはAI-CON(アイコン)というAIが契約書をチェックしてくれるサービスもあります。

あとはフリーランス向けの賠償保険に加入しておくとよいでしょう。

無料で加入できる損害賠償保険サービスでFREENANCE(フリーナンス)というのがおすすめです。

フリーランス協会というところも損害賠償保険サービスはあるのですが、年会費が1万円するので、フリーランス協会のほかのサービスに興味がなければ、とりあえずFREENANCEに登録しておくとよいと思います。

④信頼関係をつくる

オンラインで完結できるとは言っても、対面でのコミュニケーションがあった方がよい関係を築きやすいです。

上記のようなトラブルを防いだり、こちらが安心できる契約内容にしてもらえたりすることもあるので、もし会う事ができる場合は、対面でのコミュニケーションをとることも大切です。

仕事をする上での注意点

ここでは仕事をする上で注意すべき点を2つ紹介します。

①納品前のテストは念入りに行う

例えば、キャンペーン用のLPを作成したとして「そのLPの問い合わせフォームが動かず申し込みがされなかった」というのが公開後に発覚した場合、公開からそれまでの期間の売上損失をどうするのか?といった問題が起きます。

責任をもってしっかりと確認するようにしましょう。

②期日は必ず守る

上記のキャンペーン用LPをまた例にしますが、LPの納品が遅れてキャンペーン当日に間に合わなかった…となった場合も同じように売上損失をどうするのか?という問題がおきます。

案件の重要度の把握と、期日に余裕を持つことが大切です。

また、人に指示できるレベルであれば下請けを持っておくとよいでしょう。

そういった人脈がないという場合は、クラウドソーシングを利用するのもありです。

フリーランスの案件獲得と契約時の注意点まとめ

上記の内容をまとめておきます。

  • 案件をもらえるようなつながりを作る
  • 契約でトラブルにならないように注意する
  • クライアントの不利益にならないようにする

案件をもらえるようなつながりを作る

案件獲得のコツは、勉強会やSNSでつながりをつくり気軽に相談してもらえるようにする事と、経営視点をもち利益ベースで考えられるようになる事です。

いきなりマッチングアプリを使うのに抵抗があれば、まずはconnpassで自分が取り組んでいるジャンルの勉強会に参加してみましょう。

契約でトラブルにならないように注意する

契約時の注意点は、言った言わないがないように発注書を必ずもらう事と、支払い方法とキャンセル時のルールを決めておく事です。

その他、案件が終わるごとに、自分なりに確認しておく項目をまとめておくようにしましょう。

クライアントの不利益にならないようにする

仕事をする上での注意点、納品後にトラブルが起きないように受託物のテストを念入りに行う事と、期日に余裕をもち必ず納期を守る事です。

クライアントとの信頼関係ができれば継続的に案件をもらえることもあります。

また、前項の契約内容にもつながりますが、どんなに注意しても”絶対”はないので、FREENANCE(フリーナンス)など保険サービスを利用するとよいでしょう。

以上です。参考になるとよいです。

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