この記事はCSVファイルをエクセルで開いてみたら文字化けしてる!っている時の対処法について書いています。
たとえばこんな感じのやつですね。
文字化けの原因も様々なのですが、よくあるパターンの対処法をいくつか紹介しておきます!
CSVファイルが文字化けする時の3つの対処法
この記事で紹介する文字化けの対処法は以下の3点です。
- データの取得から元のファイルを「UTF-8」に設定する
- テキストで文字コードを「ANSI」に変更する
- エクセルの区切り位置指定ウィザードから修正する
どれもそんなに手間は変わらないので、お好きな方法で試してみてください。
1.データの取得から元のファイルを「UTF-8」に設定する
では1つ目の文字化けの対処法です。
エクセルからCSVファイルを取得する
まず空のエクセルファイルを開いてください。
で、「データ」のタブから「テキストまたはCSVから」をクリックして、CSVファイルを読み込みましょう。
元のファイルから「UTF-8」を選択する
まだ文字化けした状態でプレビューが表示されているはずです。
元のファイルというところが「日本語(シフトJIS)」になってると思うので、「UTF-8」に変更してください。
文字化けしていた部分が日本語に変わります。
最後に「読み込み」をクリックすると新しいワークシートにCSVファイルの内容が文字化けしていない状態で反映されているはずです。
2.テキストで文字コードを「ANSI」に変更する
2つ目の文字化けの対処法です。
メモ帳からCSVファイルを開く
CSVファイルを右クリックして「プログラムから開く」からメモ帳を選択してください。
で、「ファイル」から「名前を付けて保存」をクリック。
文字コードをANSIに変更する
文字コードが「UTF-8」になっていると思うので「ANSI」に変更して保存してください。
ファイル名を変更してなければ「上書きしますか?」と出ると思うので、上書きしてもどっちでも大丈夫です。
あとはそのCSVファイルをエクセルで開いても文字化けしていないはずです。
3.エクセルの区切り位置指定ウィザードから修正する
3つ目の文字化けの対処法です。
メモ帳で開いてエクセルにコピペする
まずはメモ帳でもほかのテキストエディターでもよいので文字化けしないソフトを利用してCSVファイルを開いてください。
で、そのテキストを丸っとコピーして、新規に開いたエクセルファイルに張り付けてください。
※「Ctrl」+「A」で全体をコピーできます。
区切り位置指定ウィザードからカンマ区切りを選択する
いま張り付けたテキストの列を指定して「データ」タブから「区切り位置」をクリックします。
「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」にチェックを入れて「次へ」をクリック。
ちなみにCSVはComma Separated Valuesのことで”カンマで区切ったデータ”って意味です。
次に「区切り文字」のところを「カンマ」にしてください。
下のプレビューを見るとカンマのところで縦に線が入って区切られていることがわかります。
「次へ」をクリックして画面が変わったら「完了」をクリック。
CSVファイルの文字化け対策は簡単です
といった感じで、CSVファイルの文字化けの対処の仕方を3つ紹介しました。
- データの取得から元のファイルを「UTF-8」に設定する
- テキストで文字コードを「ANSI」に変更する
- エクセルの区切り位置指定ウィザードから修正する
どれも手間はそれほど変わらずですが、こういった機会に色んなパターンをしっておくと、他の問題が起きた時にも応用がきいたりするので。
参考になるとよいです。